ボランティアセンター

災害ボランティアセンター

災害ボラセン①
ボランティア受付班の様子
<font size="8">災害ボランティアセンター立ち上げ訓練を行いました</font><br />

災害ボランティアセンターとは?

 災害ボランティアセンターとは、毛呂山町で災害が起きた場合に、住民の皆様がもとの生活にいち早く戻れるよう、町内外からのボランティアを受け入れ、ボランティア活動を円滑に進めるための拠点となります。
 『近年では、被害の大きな災害に見舞われたほとんどの被災地に立ち上げられ運営されています』
 防災ボランティアのページ(内閣府(防災担当)普及啓発・連携担当)
※別窓でPDFファイルが開きます
 災害ボランティアセンターは、行政と連携のもと、社会福祉協議会で運営を行います。
 災害発生時は、被災された方々の生活上の相談をお受けいたします。

災害ボランティアセンター立ち上げ訓練を行う意義

 埼玉県は比較的災害に強いとされています。関東大震災の死者数を比べてみると、東京府(当時)が70,387人、千葉県が1,346人に対し、埼玉県は343人(※1)でした。また、埼玉県は海に面していないため、津波被害に遭うということも考えにくいです。
 しかし、災害は地震のみではありません。水害、土砂災害など埼玉県が災害に遭う確率はゼロにはなりません。それは、毛呂山町でも同じです。
 埼玉県が平成15年3月に発表した『市町村別土砂災害危険個所一覧』(※2)によると、毛呂山町では土石流危険渓流が29か所急傾斜地崩壊危険個所が24か所あります。
 災害発生から迅速に動き、一人でも多くの住民の安全を確保する為に、普段からの訓練が必要となります。

※1:諸井孝文, 武村雅之, 『関東地震(1923 年9 月1 日)による被害要因別死者数の推定』, 日本地震工学会論文集 第4 巻,第4 号,2004

※2:『土砂災害ってなに?』, 埼玉県 土整備部 河川砂防課

災害ボランティアセンター立ち上げ訓練を実施

 平成28年2月21日(日)に、ウィズもろやま(毛呂山町福祉会館)の大部屋を借りて訓練を行いました。
 訓練には、毛呂山町役場のまちづくり整備課や総務課職員、近隣市町村社会福祉協議会の総勢40名にご参加いただき、熱の入った訓練を行いました。
 午前中は、埼玉県社会福祉協議会職員の松尾 陽平氏災害ボランティア活動支援プロジェクト会議メンバー 兼 全日本仏教青年会 顧問 米澤 智秀氏を講師としてお呼びし、講演を頂きました。
 災害ボランティアセンター立ち上げにかかる基本的な知識から、実体験を踏まえた応用まで幅広く聞くことができました。
 午後は、スタッフ役(※3)とボランティア・住民役に分かれて、実際に災害が起こったことを想定して訓練を行いました。2回に分けて訓練を行い、全員がスタッフ役とボランティア・住民役を体験しました。さまざまなハプニングが発生しましたが、スタッフ一丸となって対応することで、社協や行政の垣根を越えた協力体制を築くことができました。

※3:スタッフ役役割表
担当班活動内容
総務班災害ボランティアの総括・情報収集・マスコミ対応
ボランティア受付班ボランティア活動希望者の受付
住民ニーズ班住民からの依頼受付
マッチング班住民ニーズとボランティアのマッチング
資材班・送り出し班資材の確認・管理資材の受け渡し作業

今後に向けて

 最後に、参加者全員で今回は「あくまで訓練」であることを再確認し、改めて災害ボランティアセンターの大切さを認識しました。
 万が一、毛呂山町に災害が発生してしまったとき、復旧復興の第一線に立つ私たち社会福祉協議会がうろたえることのないよう、更なる研さんを積んでいきます。

災害ボラセン②
マッチングの様子
災害ボラセン③
講義の様子
災害ボラセン④
マッチング班の様子
災害ボラセン⑤
資材・送り出し班の様子
災害ボラセン⑥
ハプニングの様子
災害ボラセン⑦
住民ニーズ班の様子
災害ボラセン⑧
1回目振り返り講義の様子

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